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医療法人社団順公会 白石整形外科内科クリニック 03-5679-5711 〒134-0083 東京都江戸川区中葛西5-41-16 フローラル中葛西V 1F
むち打ち治療の現状と問題点 従来の治療 神経ブロック療法 よくある質問から(Q&A)




  「むち打ち損傷」は、事故のときに首がムチがしなるように前後に大きく振れる状態からついた病名です。医療用語では「頚椎捻挫や頚部挫傷」、「外傷性頚部症候群」などと呼ばれます。車のシートやヘッドレストは改良されていますが、後ろからの追突事故で、頭痛や頚部痛のため来院する患者さんは減っていないのが現状です。

  「むち打ち損傷」での問題点は正しい診断と適切な治療がされないために、治療が長期化することです。症状が軽くても整形外科などの医療機関を受診することをお勧めします。救急病院の応急処置だけや、医学的診断なしで鍼灸マッサージ院や接骨院で痛みをおさえるだけの施術のみは賢明ではありません。

  問題点のもうひとつは、不安神経症やいわゆるPTSD症状 (心的外傷ストレス)に陥る方も珍しくないことです。周囲の無理解から被害者が苦しんでいます。
  整形外科の専門書の中には、長期化している人は、事故の被害者という社会的な状況が身体に影響を及ぼす心因反応(いわゆる心身症)で、痛がっている患者さんに責任があるような記載まであります。
  しかし毎月70名以上の「むち打ち損傷」の患者さんを見ていると、心因反応を起こし易い性格とは思えない、ごく普通の人に長期通院例が出ています。
  損害保険会社が検査や治療法のガイドラインを出しても良いと思いますが、現実は長期化したら「患者や医者が悪い」といった対応です。

 

私自身、勤務医の頃「むち打ち損傷」は投薬以外に治療の選択肢がなく、あまり興味を持てない疾患でしたが、今は「もし心因反応的要素が関与していても、目の前の患者さんが困っているなら一緒に原因や治療法を考えよう」に変わりました。
どんな病気にも言えることですが、治療は患者さんと医者の共同作業です。どんなことをすると調子が悪くなり、どんな治療が自分の体に合っているのか相談しながらベストと思われる治療を選択していく作業です。X線やMRI検査も多くの症例で異常が出ませんが、既存病変の確認や経年変化の有無などは治療に必要な情報です。
  当院の特徴は、整形外科医、麻酔科医(ペインクリニック)、脳神経内科医が連携しながら診断と治療に当たることと、東洋医学的アプローチ(鍼灸・マッサージ)も可能なことです。
  身体だけでなく心のケアも重要となるケガなので、今回「むち打ち損傷」専用の問診用紙を作り、事故の状況をより詳しく知ったうえで適切な処置をして、不安のない、より早い完治のためのサポートをしたいと思います。

  医療法人社団 順公会 白石整形外科内科クリニック

理事長 佐藤公一  

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